外国人専門の保証会社さん
画期的な外国人専門保証会社
当社はピタットハウス南茨木店を運営しており、所謂FC(フランチャイズ)店舗です。
FCなので、本部というものがありますが、ピタットハウスの場合は東証1部上場企業のスターツグループの子会社さんが本部です。
そのFC本部の役員様とお話をしているときに、外国人の入居についての話題になりました。やはり入居のマナーだとか保証人の問題とか、日本の慣習や文化との違いに戸惑うオーナー様が多いといった内容でした。
でも、外国人入居者への取り組みで、非常に面白い人がいると教えてもらいました。元スターツグループの社員様で外国人専門の保証会社に入社して頑張っており、その方は現在大阪の支店にいらっしゃるとのことでした。
その方のお名前をお聞きしたところ、なんと6年以上前からフェイスブックで私とお友達でした。
早速、ご連絡を取ってお話を聞きに行ってきました。
その会社さんはGTN(グローバル・トラスト・ネットワーク社)といい、外国人に特化したビジネスを展開されています。
事業内容としては
①外国人専門家賃保証
②10か国語対応入居者サポート
③外国人就労斡旋
④外国人向けSIMフリー携帯電話販売
です。一つ一つご説明しましょう。
外国人の家賃保証とは
家賃保証ですが、連帯保証人無しなんです。ただでさえリスクがお高め・・・のような気もしますが、GTNさんの取り組みは素晴らしいです。
審査時に本国の親御さんと電話で会話して、様々な契約の確認や支払いの確約を得るなど、既存の保証会社ではできないところまで踏み込んで審査します。
東日本大震災の時に、留学生たちは地震と津波への恐怖心で着の身着のまま帰国してしまったそうです。当然、貸室は長期留守状態でもちろん賃料も滞納している人が多かったそうです。
そんな時、GTNさんでは本国の親御さんに電話して、お子さんの安否確認と再度訪日するかの意思確認、支払いのお願いなどスムーズに事後処理ができたそうです。
外国から日本に来るにはそれなりにお金がかかります。そういったお金を捻出できる家庭ですから、きっちりした教育を受けさせる家庭であり、親御さんはキーパーソンになるそうです。
なので、今のところ回収率はすこぶる良好だそうです。
10か国語でのサポート体制
GTNさんでは、外国人スタッフさんが大活躍しています。基本的に面接するときの要件として、母国語・日本語・その他もう1言語のトライリンガルを採用するそうです。
大阪弁と標準語と・・・ではありません。
ですから対応言語数が飛躍的に伸びたそうです。
外国人が入居後も生活に困ったときは、母国語でサポートしてくれます。逆に、大家さんが外国人入居者で困ったときは母国語で注意してくれます。
入居前の注意喚起のツールも様々な言語のものが用意されており、貸す方も安心できるような内容になっています。
外国人就労斡旋
GTNさんはベトナムのハノイ・ホーチミンに支店があり、東南アジアから日本への留学や就労を支援しています。訪日して部屋探ししたら自社の保証会社を利用してもらうんですね。弊社もインターンシップなどでの外国人社員さんをお迎えするつもりです。
来年には韓国にも支店を増やすそうです。楽しみですね!
外国人向けSIMフリー携帯電話販売
外国人の方が訪日した際に最初に困るのが携帯電話だそうです。日本はクレジットカード、日本の銀行口座などが必要となるほか、契約の縛りが厳しいです。海外の人ほど契約という行為に注意深く慎重になるそうです。
そこで、GTNさんはGTNモバイルという商品名で、外国人向けにSIMフリーの携帯電話を販売しています。これを使っていただくことで、連絡の取れない外国人入居者というものはほぼいなくなったとの事です。保証会社としてのリスクヘッジにも寄与しているんですね。素晴らしいです。
そして彼らの最大のストロングポイントは・・・
「自社の仲介部隊」がいることです。
各大学や日本語学校と連携し、留学生などの訪日外国人の情報を大量に有した彼らは仲介を始めました。もちろん母国語対応で。
我々の管理物件もいち早く彼らと連携を取って、長期空室物件を成約に結びつけています。
これからは少子高齢化の日本、外国人と高齢者を制することが、成功家主さんの必須条件となるでしょう。
弊社にご相談いただければ外国人入居者のご紹介リソースをご提供いたします。
どうぞご連絡くださいませ。