社長の独り言
不動産を買うということについて雑談です
よく言われる「いい物件があれば」
不動産業をしていると、お付き合いのある皆様から「いい物件があれば教えてよ」と言われます。
もちろん僕も商売人なので「そうですね~」と愛想よくお答えしていますが、そもそも「いい物件」って何でしょうか?
人それぞれ、考え方や収入、家族構成などが全然違います。
その人ごとに「いい物件」は違うものなんです。
「いい物件」が「得をするオイシイ物件」だとすれば
例えば事業性の不動産取引の場合、「オイシイ物件」なるものがあります。
格安で仕入れができて高い値段で売れる物件のことです。
これは不動産業者にならない限り絶対にそんな物件に出会えることはありません。
なぜなら、我々業者が買ってしまうからです。簡単な話です。儲けれる物件は自分で買うのが普通の商行為です。
そうです。だからその手のオイシイ物件をお求めになられても永遠にご紹介することができないのです。
マイホームを買うときの「いい物件」とは
では、あなたがマイホームを買うときの「いい物件」とは?
まずはあなたのライフスタイルに合わせて買うか、リセールを考えて買うかの2択です。
自分のライフスタイルが定まっていればそれに当てはまる物件を購入するだけです。何も難しくはありません。ただし、リセールを考えるなら話は別です。
リセールがいい物件とは?
戸建てでもマンションでも、基本的に駅から近くないとだめです。郊外10分以内、都心5分以内。これ以外の選択肢はありません。
また、僕は新築マンションをお勧めしないのですが、それは10年後の価値予想ができないからです。既存の物件で流通している量がそれなりにあれば、価格の想定ができます。10年後の金額をイメージして買うことをお勧めしています。そこでリセールがいいかどうかの判断ができるのです。
私のマイホーム購入から売却まで
ちなみに私のマイホームはどうだったか。
駅から3分の中古マンションを1600万円で購入。300万円かけてリフォームしました。
そこから10年間、家族の大切な家として頑張ってもらいました。
10年後、娘たちの受験を控えて個室のある4LDKに引っ越すことにしました。
そこで売却したら、1750万円で売れました。
昭和54年築の70㎡のマンションです。でも10年間でかかった住居費用は・・・
1,600+300‐1,750=150万円
管理費、修繕積立金が毎月21,000円なので、21,000×120=252万円
固定資産税などが毎年8万円弱なので、8×10=80万円
合計で、約482万円
482÷120=約4万円です。
駅から3分で70㎡のフルリノベーションに家賃4万円なら安くないですか?
たぶん、こういうのが「いい物件」というのだと思います。
あなたの「いい物件」お探しします!
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